ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第19番
第1楽章
作品49の2曲は、どちらも2楽章しかない規模の小さな作品。第1楽章は憂鬱なテーマで始める。

リズミカルな2つ目のテーマ。

展開部。意表をついて2つ目のテーマの出だしが展開される。

再現部。


最後は、2つ目のテーマが左手に現れて静かに終わる。

第2楽章
第2楽章は、軽快なリズムのかわいらしいロンド。

このテーマは曲全体を通して使われる。
ここは同じ音型で、スラーの位置が変わり長調となる。

最後は、最初のテーマに若干の変化を入れて繰り返されて終わる。

楽譜引用はヘンレ版から。